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社員紹介

宮崎の地形を数字で表し、工事の土台を作る。

技術第一部 / 2019年入社(中途)

右松 玄渡

Migimatsu Sumito

法学部法律学科卒業。大学を出てから土木の専門学校に進学した後、20数年にわたって土木系企業で施工管理に携わる。その中で測量に興味を抱いたのが転職するきっかけ。趣味は料理。宮崎界隈の農家の直売所に新鮮でおいしい食材を求めに出かけることもある。休暇を楽しめる余裕があるのがこの会社の良さだと感じている。

入社以来、私は「測量」と「点検」という2つの業務に携わってきました。宮崎県内は海、山、川といった豊富な自然に恵まれていますが、測量では自然を相手にすることも多く、例えば、護岸工事が始まる前に川の深さを測ったり、曖昧だった山の境界を決めたりといった形で測量に取り組んでいます。点検に関してはトンネルや橋梁を確認し、定められた項目に従って耐久性を調べています。
土木の施工管理者だった時代、測量した経験はあるものの、測量の専門企業となると極めて高い精密性が求められるのが苦労しているところです。幸いにも当社にはベテラン技術者が多く、聞けば快く応じてくれるのが心強いですね。

測量の場合、現場を測るのみならず、データをまとめて図面に起こし、報告書という形で納品していくまでが仕事です。最近は一人ですべてを完結できるような力も身に付いており、モチベーション高く仕事に臨んでいます。

自分が地形を“数字”で表現した結果、それに合わせて新しい構造物ができあがる――その繰り返しが本当に楽しいと感じる毎日です。これからは測量士補、そして測量士を目指し、さらなるレベルアップを果たしたいですね。

土木未経験からの挑戦。
今や25年のキャリアを誇るまでに。

技術本部 本部長代理 / 1994年入社

松田 征司

Matusda Seiji

専門学校情報システム工学科卒業。土木は全くの未経験ながらケイディエムに入社して建設コンサルタントの仕事にチャレンジした。数字の間違いがあってはならない仕事だけに、何よりも誠実に目の前の業務に取り組むのを身上とする。日向市はソフトボールが盛んなので、月1回は必ず所属チームの練習や試合に参加している。

建設コンサルタント業を営む当社では、宮崎県内を主とするエリアの道路や橋梁、河川といった多様な構造物の基本設計を担っています。設計書を形作るのはもちろん、設計の考え方をまとめた報告書、コンクリートや土などの量を概算した数理計算書などを行政に提出し、今後の都市計画の礎を築くというのが主たる仕事の流れとなります。

私は当社で約25年のキャリアがありますが、日向市界隈のあちこちに自分の仕事の足跡が残っています。例えば、日向市とその周辺には、かつて台風で大規模な洪水が発生した耳川が流れていますが、その沿川の堤防のかさ上げには長い時間にわたって携わりました。河川の延長も長く、住民の意向反映も丁寧に行っただけに、形にするのに時間がかかりましたが、無事に完成した堤防は自分の生活圏にあるだけに、地図に残る仕事に携わった達成感を得ています。

実は私は土木ではない学科出身。全くの異ジャンルからの挑戦でしたが、案件に真正面からぶつかりながら技術などは覚えてきました。私がベテランの先輩たちの指導で今日までやってきたように、これから入る若い人材をじっくりと育てながら、次世代に技術を継承していきたいと思っています。

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